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ドアで仕切らなければならないような個室が必要か?

家族空間の中にどれほどドアで仕切らなければならないような個室が必要なのだろうか。一人になれる空間がほしかったら一人で暮らしたら、と言ったら怒られそうだけど、わたしの子ども時代には家族の個室ってなかった。それは決して特別な住まいのありようではなく、ごく一般的な暮らしのスタイルであったと記憶している。そして家族から距離がほしい、一人になりたいと思えば、一番自然だったのが結婚して家を出ると言うパターンだった。誰々のための部屋とか、何々をするための部屋という感覚が家の中にはなかったのだと思う。しいて言えばトイレ、風呂、客間とか応接ということだろうか。しかし客間とか応接だって普段も使っていたし、小さい頃の住まいの風呂は台所とつながっていて個室にはなってなく、家族と一緒に入るケースが多かった。そうなるとトイレだけが唯一の個室だった。子どもの頃の思い出に話が飛んでしまったけれど、中廊下が必要とされる原因は個室にあるだけに、本当に必要な個室とは、ということを再度考えていただきたかった。中廊下の害について言及したい。