波照間島が日本最南端なら、日本最西端。与那国島は北海道に日本の最北端と最東端があるように、沖縄には最南端(有人島として)と最西端があるのだ。与那国島は、那覇からは520キロ、石垣島からは117キロ離れているのに、台湾からはなんと、111キロしか離れていない。したがって、晴れた日には台湾が見えるのだ・当然のことながら、日本で一番遅く夕陽が沈む。周囲は断崖に囲まれた、荒々しい景観を持つのだが、この島にもなぜかハブはいない。石垣空港から飛行機で30分、石垣港からフェリーで4時間30分の距離にある。那覇からも飛行機の直行便が週3回あるが、1時間30分かかる。島内には当然バスやタクシーがあるが、レンタカーやレンタバイクも便利なので沖縄旅行のさいには活用しよう。ちなみに、日本最西端の与那国島には、度数の強い泡盛がいくつもある。有名なところでは、「どなん」が60度もある。「舞富名」、「与那国」も60度だ。しかし、じつはこれらの酒、法的には泡盛ではないことになっている。酒税法では、泡盛は45度未満と決められているからだ。だが、味も香りも製法も泡盛と同じ。与那国島だけに、この酒を造ることが許可されているのだ。そのため、これらの60度の酒は、「花酒」と呼ばれている。これを割らずに飲める人はスゴい。簡単に火がつくほどのアルコール度数だ。