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急整備されたアジアハイウェー

僕はそれなりに眠った。やはり慣れとは怖いものだ。しかしH君は寝台バスが初体験である。加えて、まだ荷物のことなどが気になっているはずで、あまり眠ることができなかったのに違いなかった。彼の虚ろな瞳がそう語っていた。僕は切符を買う窓口に並んでいたとき、メモにいろんな漢字を書いていた。「もし武漢で一泊して、明日の朝のバスに乗ったら、長沙に何時に着くんでしょうか。そこから広州に行くバスが接続するんでしょうか」明天とか接続とか、広州とかいろいろ書いてはみたが、通じそうな漢字に辿り着けず、結局は次に出発する長沙行きのチケットしか買えなかったのである。

[参考]
加古川プラザホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad394916/

西鉄イン天神 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad347335/

淡路島周辺の民宿一覧 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/a/minshuku/280000/LRG_281700.html

昔の中国のバス旅は違った。いくら急いでいても、その日に運行されるバスの便数は少なく、翌日になってしまうことが多かった。ひどいときは二日間もバスターミナルそばのホテルに泊まったこともある。「こんなことをしていて、いったいいつ着くんだろうか」旅の日程を指で数えながら不安になったものだが、その分、体は楽だった。バスはきつかったが、その前後でゆっくり休むことができた。あの時代に比べれば、中国はずいぶん進歩し、高速道路は驚くべきスピードで整備されてきた。ここまでのアジアハイウェーは、日本の高速道路と寸分の違いもないほど立派だった。